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スパルタ婚活塾 第3講義 「ツッコミマスターとなれ」

先日、35歳の独身女から
「飲み会を開いて欲しい」
と言われ、選りすぐりの男たちを集めて飲み会を開いたのだが、
「これじゃあ結婚できんわ」
とため息をつく瞬間が多々あった。

いや、確かに女たちは頑張っていたのだ。

男たちを盛り上げようと必死に話を聞いたり、努力している感じがひしひしと伝わってきた。

そして、それが、ダメなのである。

巷にあふれる恋愛マニュアルや婚活本には、
「女性としてのマナーを大切にしましょう」「男性が盛り上がるように聞き上手になりましょう」「男性の自尊心をくすぐるようなホメ言葉を言いましょう」 そんなことが書いてある。そしてそれを鵜呑みにする真面目な女子たちは頑張ってしまう。
 だが、その頑張りが


「この女、必死じゃね?」


となり、
はっきり言うとキモいのである。

こういうことを書くと「必死で何が悪いのよ。だいたいキモいで言ったらあんたの方が全然キモいわ。エロ漫画500冊て」となるのであるが、そして、実際に飲み会後に開いた居酒屋での反省会でそれに近いことを言われ、「俺もキモいが、お前もキモい!」と言い合いになったのだが、次第に「俺たちってキモいよね」と共感し、最後は「店員さん、アンキモ2つ!」と間違った方向で盛り上がることになってしまった。――こうなったら終わりである。互いに互いの傷を舐めあって一生を終えることになるだろう。

そこで、婚活を頑張るキモい女子は次の言葉を肝(キモ)に銘じること。

「お客のニーズを無視する努力はエゴである」

そして、現状、婚活に努力する女はエゴイストであり、何よりも「婚活」という言葉がそれを象徴している。
なぜなら「婚活」している女というのは、「結婚」を目的としていることを公言しているわけであり、つまりそれは目の前の男をちゃんと見るのではなく己の欲望を丸出しにしている言葉であり、婚活を男目線の言葉に直すとしたら


ヤリ活


である。

「僕、女とヤリたいんですよね。はい、バストは最低85は欲しいです。顔は長澤まさみまでとはいかないまでも、韓流アイドルとして通用するレベル? それくらいないと勃たないんス」

こんな男がいたら、キモいだろう。

しかし、これが「婚活」の実態であり、「婚活」という言葉をあっさりと日常会話に投げ込めてしまう女は、お客のニーズを汲めていない己を恥じよ。

では、冒頭の35歳女は飲み会において何をしなければならなかったのか。
お客様である「男」のニーズを満たす行動とは何なのか。
それは決して
「サラダを取り分ける」ことでもなく「聞き上手」になることではない。
飲み会においてお前たちが一番大事にしなければならないのは


ツッコミを入れること


である。

俺は大学4年間、六本木のカラオケパブでアルバイトをしていた。そこでは六本木のキャバクラや銀座のクラブのアフターで来る客が多く、そしてその中にはいわゆる美人ではないのに色んなお金持ちの男を連れてくる女がいて、俺は彼女たちがどのような会話をしているのかつぶさに研究していたのだ。
よく水商売で優秀な成績を持つ女たちは「政治や経済に詳しい」「仕草が優雅でやマナーに精通している」などと言われるが、まったく的を得ていない。

彼女らの特徴は、ただ一点。


ツッコミマスターであった。


なぜツッコミ上手な女がモテるのか。
これは、三つの理由があると考えられる。

まず、第一の理由。それはオーソドックスな理由であるが、正しいツッコミとは、その発言を相手がどのような意図を持っていたのかが理解できてはじめて可能になる。そして男にとって自分のセリフの意図を理解してもらえていることほど気持ち良いことはない。「キャッチボールがちゃんとできている」ことは気持ち良い会話の最低条件である。

次に、第二の理由。それはツッコミは、相手の問題を指摘したり、普通は口に出せない本音の言葉を会話に投げ込む行為なので、コミュニケーションにおける「予定調和を崩す」働きがあることだ。
これは、巷にあふれるコミュニケーションマニュアルのほとんどが見落としているのだがスパルタ婚活塾生はぜひ頭に叩き込んで欲しい方程式は


 魅力 = 予定調和を崩すこと

 
である。

 ※予定調和……受け手の予想する流れに沿って事態が動き、結果も予想通りであること

よく婚活マニュアルなどで「聞き上手になりましょう」などという記事には「相手に質問する」「相手の話にタイミング良く相槌を打つ」「相手の言葉をおうむ返しにする」などというテクニックが紹介されるが、はっきり言ってそんな女と話していてもクソ退屈である。しかもそういうテクニックを使う女が年頃だった場合「こいつ、結婚したいから聞きに回ってるんじゃね?」と邪推されることすらある。そういった相手の予想を裏切り、「今、自分は『本音』を正直に口に出している」というスタンスを明確にする意味でも、ツッコミは不可欠なのだ。

そして、第三の理由。これこそが、俺がお前たちに「ツッコミを極めよ」と口をすっぱくして言う最大の理由なのであるが、


ツッコミを入れることで、男の「上」に立てるのである。

そして、この「男の上に立つコミュニケーション」こそが、美しさを凌駕する必須スキルなのである。
具体的に説明していこう。

たとえば男が次の台詞を言ったとしよう。


「俺、料理得意なんだよね」


これに対して巷の婚活マニュアルの多くには次のような反応をせよと書いてある。


「料理得意なんてすごいね。今度食べさせて!」


 これは、男を盛り上げる、ホメる、さらに、次のデートをにおわせるなどを意図された台詞であるが、これが「退屈」であり、「必死に見えてキモい」ことはすでに述べたとおりである。

さて、ここでツッコミマスターはどう切り返すか。
もちろん状況は言い方など様々な要素が絡んでくるから一概に正解は言えないので「イメージ」してもらいたいのだが、たとえばこう返す。



男「俺、料理得意なんだよね」


「出た、料理得意アピール」



これである。
この台詞によって「私はお前より上だ」というスタンスを取っており、つまりは自分の方が価値が高いことを暗に宣言しているのである。
恋愛古典「ルールズ」で繰り返し述べられているように「男は手が届きそうで届かない価値のある女を求める」というのはまさにその通りであり、その意味で「私はお前の上である」ことを示せるツッコミは非常に有効なのである。
さらに、俺は、このように上から言われる行為を男が気持ち良く感じるのは、たぶん幼少期における女との関係が関係していると考えている。小学生の頃は、女の方が精神が発達が早いゆえに、女から「あんた何してんの」「バカじゃないの」と言われることが多々あった。それは同時に、少年の母親との関係性でもあり、心が形成されていくこの時期の女とのやりとりを男は心地よく感じるようになっているのではないだろうか。お前たちも幼少期を思い出して欲しい。「なんでこんな女の子が?」と思えるような可愛くない子も、男たちの上に立つコミュニケーションを取っていたという理由でモテていたはずだ。

先ほどの会話に話を戻そう。
たとえばツッコミマスターの女の会話は次のような流れになる。

男「俺、料理得意なんだよね」

女「出た、料理得意アピール。そうやって女の子部屋に誘ってんじゃないの?」

男「違うわ! 俺は本当に料理作るの好きなだけなんだって」

女「でも料理得意な人っていいよね。そういえば小栗旬って料理得意なんだよね」

男「へえ、そうなんだ」

女「(男を見て)あれ? 小栗旬に似てない?」

男「マジで?」

女「言われたことあるでしょ」

男「ないない」

女「いや似てるってー絶対」

男「(あれ、もしかしてこの女、俺に気があるんじゃ……)」

女「でも、私、小栗旬の顔あんまり好きじゃないんだよね(笑)」


これはコミュニケーション能力の高い女が使う「吊り橋トーク」である。気があるのかと思わせておいて否定する。否定したと思わせておいて、持ち上げる。男は揺さぶられ、気持ちを奪われていく。
そして、上記の会話は次の流れになる

女「じゃあ今度ホームパーティしようよ。料理うまいかどうか判定してあげるよ」

(後日、男の家で)

女「(男の手料理を食べて)めっちゃうまいじゃん!」

男「(まんざらでもない様子)」

こうした細かい会話テクニックは今後詳しく書いていくことになると思うが、今回俺がお前に一番伝えたいのは、男に対して「この女と付き合いたい」と思わせるためには男の上に立つコュニケーションをすることが非常に重要であるということだ。
そして繰り返すが婚活マニュアルでよく言われる聞き上手のセリフ

「料理上手な人ってすごいよね! 今度食べさせもらっていいですか!?」

がいかに魅力が乏しいものかお前には分かるだろう。
この台詞を言う女は、男の下になっている。自ら価値が低いということを宣告している。

ちなみに、「自分の価値を下げる」ことで男を落とすことができるのは、あらかじめ価値が高く設定されている女だけである。
たとえば長澤まさみとの会話で


男 「昨日、ランチどこで食べた?」

長澤「サイゼリア」


これだけで男は長澤まさみに惚れるであろう。
それが現実である。
しかし、もしこの話を聞いて「結局奇麗な女は得よね」などとほざく女がいるとしたら、俺はお前に対して団鬼六バリの折檻をしながらこう叫ばねばならない。


「美人じゃない方が得だがね!」と。


もし、自分を「生まれつきの美人ではない」と自覚する者は、その時点でとてつもない武器を手にすることができる。それは、もしかしたら人生における最大の武器と言えるかもしれない。


その武器とは「成長するモチベーション」である。


たとえば、先ほどの「吊り橋トーク」を始めとした卓越したコミュニケーション能力を身につけていたのは、美人ではない女か、今は美人に見えるが話をしてみると「昔は美人なじゃなかったから美人になるための努力をしてきた」女ばかりだった。
その結果、彼女たちは男の心の機微を読み、リスクを冒しながら相手を怒らせない絶妙なラインの言葉を会話の中に投げ入れられるようになったのである。

今から数年前の話になるが――俺の尊敬するツッコミマスターのチャコママという女性がいた。そしてたまたま俺が同席していたのだが、チャコママの客の男が仕事で中国に行くという話になった。「いつ日本に戻ってこれるか分からない」と男は泣きそうになっていた。 
――通常であればこの場面では「寂しくなるね」とか「いつ日本に戻ってきてもこの店は変わらないよ」とか「中国行ったら案内してよ」などという予定調和な言葉が飛び交うことになるだろう。しかし、チャコママは泣きそうになる男の肩にそっと手をおいて、こう言ったのだ。





 「SARSにかかって、死んで来い」


 ※ 当時、中国では「SARS(サーズ)」というウィルス性の風邪が大流行していた。



俺は、このときの男の笑顔を忘れることはできない。
男は泣きそうな顔で、爆笑していた。
――もちろん、この言葉の有効性はチャコママのキャラクターや男との関係性によって左右される。そしてチャコママ自身も、この台詞を選択したのは感覚的なものであっただろう。

ただ、この台詞はすごく愛らしかった。暴言に裏に「あなたと会えなくなるのがさびしい、その気持ちが嫌だからとんでもない憎まれ口を叩く」女のいじらしさのようなものが垣間見えたのだ。
この言葉はある種の芸術性を帯びており、俺はすごく美しいと感じた。

顔の形や骨格が魅力的でない女は良い。

しかし、退屈でつまらない女は絶対に許さない。

なぜならコミュニケーションは、己の努力次第でどこまでも成長させられる分野だからである。


そして、スパルタ婚活塾においては、女が努力で手に入れられる魅力のジャンルとして次の三つを掲げている。


「コミュニケーション」


「ファッション」


「立ちション」



この三大ジャンルにおいては今後徹底的に叩き込むことになるので覚悟しておくように。



第三講 まとめ

■ツッコミマスターとなれ

コミュニケーションにおいて最も大事にしなければならないのは、優しいことでも、気が遣えることでも、ホメることでも、良いタイミングで相槌を打つことでもない。
「魅力的なツッコミを入れること」である。


会話で魅力的なツッコミを入れた女だけが、魅力的な男からツッコんでもらえる(色んな意味で)。 水野愛也



■吊り橋トーク

 男を持ち上げたと思ったら落とし、落としたと思ったら持ち上げることで心を揺さぶるトーク技術。会話の中に小さな「押しと引き」を作るイメージを持つこと。
 



それでは来週火曜日、この場所で会おう。












スパルタ婚活塾 第2講「仮氏理論」

それではいよいよ「理想の男と結婚する技術」をお前たちに伝えていくわけだが、その前に。
水野愛也のスパルタ婚活塾において、大前提となる考えを確認しておきたい。

たとえば、婚活している女たちはパートナー選びに次のような条件を出したりする。

「えーっと、年収800万円以上で、身長170cm以上、年齢は35歳以下で……」

そういう女に対して世の男たちは

「もっと現実を見ましょう」
「何様ですか?」
「とりあえず落ち着けやバアさん」

こんな意見が飛び交かうのことになるのだが、この愛也は真逆である。
俺は、そんな条件を出す女に対して「お前の理想はその程度かぁ!」と怒り狂い、その女の尻をニホンザルのように真っ赤になるまで竹刀で叩きながらこう泣き叫ぶだろう。



 「熟女よ。大志を抱け!」と。




 何が年収800万だ。世の中には年収3000万や5000万の男もゴロゴロいる。しかもそいつらに限ってイケメンだったりする。お前たちは、なぜそういう男を手に入れようとしないのだ?
 ――いや、先ほどの条件を本心で言っているのであれば問題ない。しかし「本当は年収2000万円は欲しいけど、でも自分の年齢的なことを考えると……でも800は欲しいよね」的なことを考えている女のいかに多いことか。

水野愛也のスパルタ婚活塾における、最大のタブー。それは

妥協

である。
妥協とは何か?
それは、自らの心にウソをつくことである。本心を覆い隠し、欲求に蓋をしてしまうことである。
そして、自分の本音にウソをつきはじめたとき、人の成長は止まるのだ。

欲望を解放せよ。

お前たちが自分の最大の魅力を手にしたいなら、己の中に潜む最大の欲求を満たそうとしなければならない。
 そして、真の理想を目指し、真の努力を始めたとき、お前は「顔」も「年齢」をも凌駕する、人間としての最大の魅力を手に入れることになるだろう。

それは「自信」である。

そして、「自信」こそが、お前の人生に奇跡を起こす魔法の魅力となる。

そのことをお前に伝えるために、

俺は今から、ペタジーニの話をしなければならない。
 

――今から10年前、ヤクルトに所属していたプロ野球選手ペタジーニが「友達の母親(ペタジーニの24歳年上)と結婚する」という事件があり、日本のワイドショーは面白おかしく取り上げていたが、このニュースを聞きながら部屋で地団駄を踏んで悔しがっていた男がいた。


愛也である。



所蔵している500冊以上のエロ漫画の半数以上のタイトルに「義母」という文字が躍り、宜保愛子も「ギリ、抱ける」と思いながら当時の霊能番組を見ていた、筋金入りの熟女好きである。
そして、これは俺に限った話ではない。
現在、日本男子の間では「空前の熟女ブーム」であり、昔は奥にひっそりと申し訳なさそうに作られていたアダルトビデオの「熟女」コーナーも、今や中盤の要(かなめ)であり、日本代表で言えば遠藤保仁のポジションである。

だが、俺のこの話を聞いて



 「じゃあ私、まだイケるんだ」


そう思いながら部屋の中で煎餅をかじり始めたお前の頬にビンタを食らわしてこう言うことになるだろう。「お前の貧乳に垂れる余地はない!」と。

お前は、どうしてこの水野愛也が500冊近くの同人エロ漫画を所蔵しなければ『ならなかった』のか、そのことについて考えたことはあるのか?

この世に存在するすべての恋愛理論をマスターした、恋愛導師・水野愛也。その俺にとって自分好みの熟女を惚れさせるなど赤子の手をひねるようなものだ。
にもかかわらず、
俺は自分の欲求を、漫画に求めなければならないのである。

なぜか。

それは、

熟女たちは、いざそういう行為をする段階になると

もう、必ずといっていいほど




震えているのである。




生まれたての小鹿のようにぷるぷる震えているのである。震えながら言うのである。



「私、こういうことするの久しぶりなの」

 

知るかボケェ!


緊張してるのか不安なんか知らんけどさ、「アソコに蜘蛛の巣張ってます」的なカミングアウト? これほど男を萎えさせる言葉はないのである。


男が熟女に求めるのはただ一つ


「そんなにしたいの? もう、しょうがないわねぇ」的な「余裕」なのだ。


「老いはわれわれの体よりも心にしわをつける」――モンテーニュの言葉である。

そして、自分に対する自信や余裕があれば、年齢を重ねることはむしろ大きなアドバンテージになるのだ。
 しかし、女は男の気持ちを知ろうとせず、肌の美しさやたるみという、己の勝手な解釈によって自分の魅力が落ちたと考え、卑屈になる。
 そして、この卑屈こそが、まさに、「屈」の字のごとく、男のそそりたつ股間の膨張を「屈」させるのだ。

 では、男の前で、常に余裕を保つにはどうすればいいだろうか。

 もちろん自分に対する自信をコツコツとつけていくことも大事なのだが、ここではもう、最短距離で余裕を手に入れられる方法を教えよう。
 
 人は、何かを強く求めれば求めるほど――つまり、何かに執着するほど、焦り、緊張し、不安になり、余裕を失う。
 婚活する女たちが必死になるあまり、男たちを引かせているのと全く同じ理由だ。
 つまり、これは裏を返せば、男を強く求めない状態、目の前の男に対して「こんな男どうでもよくね?」そう思えたとき、お前は男に対して余裕を保つことができる。
 
だから、余裕を保つための最大の方法は、

「どんな男でもいいから彼氏を作ること」なのである。

ブサイクだろうが年収が低かろうが、もし今、彼氏がいないのなら、とにかく「彼氏」という枠に誰かをあてはめるのである。

しかし、俺の言葉に対してお前はこう言うかもしれない。

「お前はさっき、あれほど『妥協するな』と言ったじゃないか」

 そんなお前に対して俺は

「お前は『森ガール』ならぬ、『木を見て森を見ずガール』だ!」

と叫びながら、ピエール・エルメのマカロンを両鼻の穴に詰め込むことになるだろう。
 これは、妥協ではない。
 高い志を遂げるための、理想の男を手に入れるための必要不可欠なステップなのだ。

「彼氏がいることの重要性」は言い出せばきりがない。

 たとえば合コンなどで「彼氏いる?」という話題になることがあるが、そのとき「彼氏はいない」と答えたとき「どれくらい(の期間)いないの?」という流れになることがある。
 そのときに、彼氏のいない女は、必ず次のように言葉を濁すのである。
 
「うーん、半年くらい?」

 その瞬間、男から

(この女、最低2年は彼氏おらんな)

と見抜かれているのである。
つまり「彼氏いない歴」を濁す女は男から「この女は彼氏のいない価値の無い女である」という烙印が押される。
これに対して、女の価値を最も上げるセリフはこれである。



「彼氏いるんだけど…」



「彼氏いるんだけど…」理論である。彼氏の存在は明言するのだが、「ど…」の「…」の部分に含みを持たせることによって「あ、この子、彼氏とうまくいってないんだな」と思わせ、さらに男に対して「恋愛相談に乗ってほしい」というデートの口実まで与えることができる強力な恋愛コンボである。

 これ以外にも「彼氏」という枠を埋めていることのメリットは計り知れず、今彼氏のいないやつは早急に、どんな男でもいいから彼氏を作り、「彼氏がいない」状態から抜け出すことを最優先しなければならない。

これが、愛也の提唱する



仮氏(かりし)理論



である。


カレシではない。カリシを作れ。


理想の男を手に入れるための「仮」の彼氏を作るのだ。そして、仮氏を踏み台にして、より高い男へと飛び立つのである。

ちなみに、俺の周囲でよくあるパターンが



不倫していたと思ったら、誠実な男と電撃結婚

 

である。これは、既婚者を「仮氏」として利用した優秀な女たちだといえよう。

そもそも結婚しているのに女を口説いてくるような男たちは、女たちから「最低の男だ」とゴミ扱いされることがあるが、お前たちは理想の男を手に入れるために、このゴミをできる限り利用することを心がけよ。
「リサイクル理論」である。



【第1講まとめ】


スパルタ婚活塾の 塾訓  「絶対に妥協しない」


「仮氏理論」

●恋愛では余裕を保つことが最優先される。
●そのためには、どんな男でもいいから仮の彼氏を作ること。そうすれば魅力的な男の前でも緊張せずに余裕を保つことができる。


「彼氏いるんだけど…」理論

●彼氏がいることは明言しつつ、うまくいってないことを暗に伝えることで「恋愛相談」をデートの口実にすることができる。


「リサイクル理論」

●結婚してくるのに言い寄ってくるのはゴミみたいな男であるが、ゴミをできるかぎり再利用しなければならない。





それでは、来週の火曜日、この場所で会おう!









 




 


スパルタ婚活塾「第1講 覚悟を決めよ!」

$水野敬也オフィシャルブログ「ウケる日記」Powered by Ameba-愛也講演01
恋愛体育教師・水野愛也

「義務教育に恋愛を!」をモットーに、恋に悩む老若男女に恋愛技術を叩きこむ、熱血恋愛体育教師。著書に「LOVE理論」(文庫版は「『美女と野獣』の野獣になる方法」)、講演DVDに「スパルタ恋愛塾」があり「スパルタ恋愛塾」の様子はNTTナレッジスクエアの主催する「N-Academy」でも見ることができる。

http://n-academy.jp/renai/




【第1講】 覚悟を決めよ




女よ。
そう、お前だ。今この文章を読んでいる、貧乳のお前だよ。

今からお前に「理想の男と結婚できる恋愛技術」を授けたい。

この言葉を聞いたお前は「そんな技術あるわけねーだろ。つーか誰だよお前」と言うかもしれない。そんなお前に向かって俺は竹刀を真っ直ぐに伸ばし、こう叫ぶだろう。

「俺は、愛也だ。恋愛体育教師・水野愛也だ!」と。

するとお前は言う。「だからそんなやつ知らねーし。つーかマジでウザいんだけど」。
それに対して俺はこう返す。「うるせえ、貧乳が!」。
こうして、お前と俺は掴み合いのケンカになり、
その結果、かなり高い確率で俺は負けることになるだろう。

俺は過去に2度、ガチの暴力で女に泣かされたことがある。
(そのうち一度は灰皿でこめかみを殴られ流血し、数針を縫う大怪我となった)。

しかし、それでも俺は――お前と取っ組み合いのケンカになり、泣かされることになったとしても――「理想の男を結婚できる恋愛技術」を授けなければならないのだ。

少し長くなるかもしれないが、これからする話はお前の人生を変えることになるかもしれないので心して聞いて欲しい。

――さかのぼること5年前。俺は、男性向け恋愛マニュアルである「LOVE理論」(文庫版は「『美女と野獣』の野獣になる方法」)を上梓した。

この本は出版されるや否や「目からウロコが千枚単位で落ちました!」「愛也先生のおかげで生まれ変わりました!先生の本を読むまでが『前世』でした!」こんな反響が多数寄せられた。「LOVE理論」は空前のベストセラーとなり、一種の社会現象を巻き起こしたのでお前の記憶にも残っているだろう。「そんな記憶はない」と言うお前は、即、病院に行きMRI検査を受けよ。記憶をつかさどる脳の「海馬」に損傷の可能性がある。

こうして「LOVE理論」はベストセラーとなり、俺は読者とサイン会や講演会で交流をはかることになるのだが、その結果、俺は、マリアナ海溝よりも、コルカ渓谷よりも深い失望を味わうことになった。
「愛也先生のおかげで人生が変わりました!」そうやって満面の笑みでサイン会会場に現れた男たちは、全員、俺よりイケメンだったのである(実話である)。

 中学・高校の6年間でまともに話した異性は母親のみ。唯一、女と接点のある文化祭では、早朝から「どの女に声をかけようか」と鷹のような目で女をにらみつけ、結果、誰にも声をかけることができず、鷹のようだった目をウサギのように真っ赤に腫らして一人帰路につく――それが、俺の青春だった。
 そして俺は、高校3年の9月に「大学デビュー」を決意し、上京した足で新宿の紀伊国屋書店に駆け込み、そこに置いてある恋愛マニュアル本をすべてレジに積み上げ徹夜で読破し、サークル、アルバイト、大学生活のすべてを「恋愛研究」に費やし、その結果、就職活動で「君、学生時代何してきたの?」と聞かれ「恋愛マニュアルの読書および、実践です」と答えたところすべての企業に二次面接で敗退することになるのだが、就職の話は今はどうでもよくない?
とにかく俺が言いたいのは、水野愛也は大学に入学した1994年から、卒業までの1999年、この日本において「恋愛というジャンルにおいて最も努力した人間」であるということだ(大学に入るために1日10時間以上勉強していた俺は、大学に入ってからは、1日12時間、恋愛研究に費やしていた)。

 つらいこともあった。苦しいこともあった。投げ出したくなることもあった。

 しかし、俺には、夢があった。

 これほどまでに女と縁のない俺が、研究と実践を重ね、いつか胸を張って誰かに「女とはこういうものだ」と男たちに伝えることができたのなら、それは自分がイケメンに生まれなかったという現実を昇華できるのではないか。そう己を鼓舞し、地獄のような恋愛特訓の日々に耐えてきたのだ。
 しかし、そんな俺の努力の集大成であるところの「LOVE理論」は、結局、イケメンをさらにモテさせるだけという、まさに敵に塩を送る行為に他ならなかったのである!

 なぜこんなことになってしまったのか――。調査を重ねた結果、俺は衝撃の事実にたどりついた。
 それは、ある程度モテている男たちはさらに努力をしようとして、恋愛における様々な情報を吸収する姿勢があるのだが、まったくモテていない男たちは、そんな面倒なことするくらいならネットの無料エロ動画見ますわ、ということだったのだ。
 心理学者リチャード・セリグマンは10年にもわたる研究で「学習性無力感」というものを発見した。それは、長期にわたって困難な状況に置かれた人は、その状況から抜け出そうとしなくなる――つまり、「無力を学習してしまう状態」になってしまうのだ。だからこそ、俺の恋愛理論を吸収できたのは、すでにある程度モテている男ばかりであり、俺は、そいつたちの中に青春時代のみじめな自分を見出すことができなかったのである。

 が、しかし。

 「LOVE理論」という本は、同時に、俺の予想しなかった現象をも引き起こすことになった。
 LOVE理論を読んだ女たちから「すごく勉強になりました」「速攻で会社の男性に勧めました」そんな手紙やメールが何十通も、何百通も俺の元に届いたのである。

そしてその手紙の中には切実な恋の悩みを訴えてくるものもあった。

 「年齢も40歳にさしかかり、なんとか結婚したいと思っている。でも、婚活や恋愛に努力することに疲れてしまった。どうしていいか分からない」

「結婚できると思っていた男から、ある日『お金を貸して欲しい』と言われた。あの男を見返してやりたい」

「親から『勉強しろ』と言われ続け、勉強を頑張って国立大学に入った。しかし最近になって『結婚しろ』と言われる。でも自分は勉強しかしたことがないから突然結婚しろと言われても何をしていいか分からない」

 ――そんな女たちの声に自分の姿を重ね合わせた俺は、部屋で一人手紙を読みながら涙したのである。
 
 どうして、恋愛という分野において、女はこれほど切実に悩むのだろうか。
 その真の理由は、男である俺には分からない。
 男が経験することのできない「出産」が女の本能を呼び起こすのかもしれない。「ウェディングドレスを着る」という行為は、男にとって「天下を取る」以上に意味のあることなのかもしれない。
 ただ一つ言えるのは、俺が上梓した「LOVE理論」という本は、どうしたら理想の女と付き合えるのかを記した男向けの恋愛マニュアルであり、大半が下ネタだった(本文の最初のページで、まず俺の陰毛の写真が登場する)にもかかわらず、LOVE理論を読み「女向け恋愛マニュアルを出して欲しい」と訴えてくる女が後を絶たなかったということなのだ。

 この現実を目の当たりにしたとき、俺は「もしかしたら――」と思った。
 もしかしたら、自分が地獄のような生活の中で培ってきた恋愛技術は、本当は男ではなく、女のために役立てるべきなのではないか。
 そして、そのとき俺の理想郷を――天から特別なものを与えられたわけではない者こそが、地道な努力と不断の勇気によって、誰よりも魅力的な存在なれるという世界を――作ることができるのではないか、そう考えたのだ。
 
ちなみに俺は、大学時代から現在に至るまで、恋愛を研究する上で「女の気を引くためには、まず女の気持ちを知らねばならない」という方針の元、男向けの本のみならず、女向けの本も徹底的に読破してきた。たとえば恋愛の経典と言われる「ルールズ」「ベストパートナーになるために」「サレンダードワイフ」などはもちろんのこと、日本でベストセラーになった女向け恋愛マニュアルはすべて読破している上、それらの知識に対して男の目線から「これは男に使える」「これはまったく使えない」というジャッジをすることができ、さらに俺の個人的な好みと混同しないよう、様々なタイプの男たちと議論を交わし、本当に使える技術に辿り着くための同性のマーケティングをも行った上、そこに愛也独自の理論を盛り込んだ完全無欠の恋愛技術を教えることができるのだ。
 さらに、ルックスに自信の持てなかった俺は大学時代、単に「モテる」ことの研究にとどまらず、「ルックスが魅力的でないのにモテている人」をメインテーマとして研究しており、その研究対象は男よりもむしろしばしば女になることがあった。なぜなら男より女の方が「美」という価値観を重視される現代社会において、美しさを持たず、かつモテている女ほど研究対象として優れた存在はいなかったのである。
 ここで具体的な名前を出すと問題になるので伏せておくが、名前を出せば誰もが知っている有名ミュージシャンや芸能人と結婚した、ルックス(より具体的に言うなら「顔」)の魅力がない女を俺は数人知っている。そして、彼女たちには明確な共通点を見出すことができたのだ(そのあたりの理論も今後詳しく教えていくことになるだろう)。

 正直、これからお前たちに発表していく技術は、大げさな話ではなく数百万円の価値はある。
 なぜならこの理論を知ることで、お前たちのパートナーを――ひいてはお前たちの人生を大きく左右することになるからだ。
 しかし、これを俺は今からタダ同然で発表したい。

 なぜか。

 繰り返すが、俺はお前たちに期待しているのだ。
女であるお前たちならば――理想のパートナーを手に入れるために切実な努力を選ぶお前たちであるのなら――俺の培ってきた技術を吸収し、まさに蛹から抜け出す蝶のように飛躍することができるかもしれない。

 もちろん、俺が示すのは楽な道ではない。つらい道、というレベルですらない。
 もしお前が本当に変わろうとするなら、確実に、地獄のような苦しみを味わうことになるだろう。

 しかし、俺は、お前にその覚悟を求めたい。

 なぜなら、「自分を徹底的に成長させる」という覚悟を決めることで、人は、とてつもない変化を手にすることができるからである。
 そして、お前たちが、いつの日か理想のパートナーを手に入れたとき、恋愛という分野だけではなく、自分の見ている「現実世界」が変化していることに気づくだろう。

 俺は、その世界を、お前たちに見せたいのだ。

 多くの女が一生知ることのない「もう一つの現実」を、お前たちに見せたいのである。



(第2講につづく)
※「スパルタ婚活塾」は毎週火曜日、「ウケる日記」で連載予定です




■お知らせ  「LOVE理論」が、本日(6月5日)発売の漫画アクションで漫画化されました!

$水野敬也オフィシャルブログ「ウケる日記」Powered by Ameba-アクション01

本日発売の漫画アクション(双葉社)の巻頭カラーでLOVE理論の漫画を読むことができます。漫画を描いていただいたのは、「超無気力戦隊ジャパファイブ」で有名な佐藤まさきさん。僕はもう読みましたがめっちゃ面白いのでぜひ読んでください! 愛也が登場します!









新刊情報
2年半ぶりの新刊です。
「人生で大切な4つのこと」が楽しく学べる本です。増刷決まりました!
プロフィール

mizunokeiya

Author:mizunokeiya
はじめまして。
水野敬也です。
著作は「夢をかなえるゾウ」、「ウケる技術」、「雨の日も、晴れ男」、「『美女と野獣』の野獣になる方法」、「大金星」。DVD作品「温厚な上司の怒らせ方」の企画・脚本も担当しました。
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